シニア犬とのストレスレスなケアライフ

13歳の途中からドライアイで
毎日3種類の点眼ケアが
必要になった抹茶さん

たまーに涙の量を確認するため
メモリ付きのろ紙を
瞼に1分間挟み涙の量を測る
検査を行っていました

初めてこの検査で
ギョッとした私は
痛くないのか尋ねてみたところ
「たいてい嫌がられますけど
この子は大丈夫そうですねー」
とかかりつけの獣医さん

人でもほぼ同じ検査があるらしく
経験者に聞いたところ
結構辛かったとのこと

人は説明されれば
どんなことをするのか
ある程度理解できるけれど

犬は何をされるのか
わからず不安が大きいはず

にもかかわらず
診察台の上の抹茶さんは
瞼から細長い紙が出てる状態で
静かにしてくれていました

戸惑っている飼い主の横で
息遣いゆったりで身体柔らかで
どちらかというとリラックスしてる様子

他にも様々なケアが
必要になるシニア期に
それらをリラックス状態で
受け入れてもらえたのは
正直ありがたかった

若い頃から積み重ねてきたものが
抹茶さんの安心に繋がったのか
そこは測りかねるけれど

うちに来てすぐの注射で
病院中に響き渡る叫び声をあげて
ガタガタ震えていたのが
生後5ヶ月の頃

それから病院に頻繁に行ったり
遊びを兼ねたトレーニングなどで
良いイメージを積み重ねることを
意識的に行いました

何もせずにいたら
シニア期の堂々とした
抹茶はいなかったかもしれません

シニア期は身体が思うように
動かなくなり不安やストレスも
増えるのにいろんなケアが必要に
なる時期です

そんな時にできるだけ
安心した気持ちで
いてもらえるのは
本犬の免疫力なんかにも
良い影響があるんじゃないかなあ
なんて思います

良いイメージの積み重ねは
一朝一夕には行かないけれど
その過程はお互いにとっての日常を
より楽しい時間にしてくれました

一緒に楽しみながら
築いたものがシニア期の
お互いの生活の質を守る礎と
なってくれたんじゃないかなあ
なんて思っています

ドッグトレーニングの知識が
より良いものにしてくれ
さらにたくさん勉強をさせて
もらった抹茶との日々

しんどい介護もあったけれど
それも含めて楽しかったな☺️

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この記事を書いた人

CCPDT認定ドッグトレーナー
動物取扱責任者
福岡県動物愛護推進委員
人道的なドッグトレーニングの普及
訪問&オンラインで個別レッスン実施中

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